城陽の家

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工事詳細|城陽寺田の家

  • 施工内容 : 新築住宅
  • 施工期間 :
  • 施工箇所 : 新築 /

【このお家の特徴】

  • 長期優良住宅
  • 耐震等級許容力度計算3等級
  • 省令準耐火
  • Q値・1.07|Ua値・0.35
  • ローヤル電機製第一種換気扇
    + DAIKIN製アメニティーエアコン
  • 【 天井 】セルローズファイバー 90&90&120mm
  • 【 外壁 】HGW16K 105mm+PSF3種bA 30mm
  • 【 床材 】ネオマフォーム
  • 【サッシ】YKK AP W430 遮熱トリプルガラス
  • 【カーテン】セイキ ハニカムブラインド
  • Q1住宅レベル2のお家
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Photo by Daijirou Okada

今回のお施主様はエアコン一台で通年快適に過ごせるお家にご興味があり、弊社にご相談前にYoutubeなどで高断熱・高気密住宅を勉強されておりました。そして、モデルルーム見学後はより具体的なイメージを持っていただけました。無垢材をたくさん使用したお家というご要望にお応えできるよう検討したプランも気に入っていただけてご契約いただきました。

木材を多く使用して欲しいとのご要望でしたので、外壁は杉板の縦張りをご提案差し上げました。また、軒先が和瓦なのでそれが相まって特徴的でカッコ良い外観です。さらに、雨樋にはガルバリウム鋼板のものを採用していますので重厚感があります。

和瓦は約60年持つと言われております。また、外壁の杉板は経年で朽ちてきますがその部分のみの補修は容易です。既製品は安価な反面、長期的に見た場合メンテナンスが必要になる頃には廃盤になっているものが多く、デザインや種類の異なるものを宛てがう可能性があります。イニシャルコストは高くつくかもしれませんが、ランニングコストを考えた場合、メンテナンス費が少なくなり将来に必要になるお金を圧縮することができます。

玄関は2方向にアクセスができます。奥のお部屋に繋がる通常の玄関と大型のシューズクロークへと繋がっている通路があります。シューズクロークはご家族用の大型ロッカーとしてご使用いただけるようにスペースを十分に取り、手洗い器も設置してあります。お客さまを通すメインの玄関を泥で汚すこともなく、お手入れも簡単です

1Fはリビング・ダイニング・キッチンがあり、プライベートな空間である寝室や浴室・洗面室などはすべて2Fにまとめてあります。急な来客などでも慌てる心配がありません。

キッチン横にはスタディースペースを作ってあります。夕飯を作りながらお子様の勉強をみたり、奥様がお料理の本などを読まれたりします。スタディースペースの奥にある窓は北向きで、季節に左右されず一年を通して優しい光が入るように配慮してあります。

2階への階段を上がってすぐのところに、ご主人が好きな読書が楽しめるスペースを設けました。この読書スペースの床はスノコ状になっており、階段の吹き抜けと合わせて室内の空気を循環させ温度ムラを無くすように設計してあります。

主寝室は寝ることだけに焦点を置いてあるので、あえてコンパクトに4.5畳にまとめました。室内環境が一定なので、寒いから / 暑いからとエアコンのある一部屋にとどまる必要もありません。

ファミリークロークは、ランドリーからの洗濯物を短い動線で収納できます。また、ハンガーに吊り下げたまま衣類を収納できるので出し入れがとてもスムーズです。

ファミリークロークの上部には機械室があります。アメニティーエアコンや換気扇が格納されており、予め機械室を設けることで各機材へのアクセスが用意になりファンの掃除など定期的なメンテナンスも楽に行えます。

現在子供部屋は1部屋ですが、将来お子様が自室を欲しがった際にお部屋を間仕切れるように予め準備してあります。

洗面室には造作した洗面台が設置されております。また、床には亜麻仁油をはじめすべて天然素材で作られたリノリウムを採用しました。足触りがさらっとしていて気持ちの良い床材です。

お引き渡し後にお施主様からお話しを伺った際、本当は高断熱・高気密の効果に半信半疑だったそうで、以前のお住まいから厚手の寝具を持ってこられたそうですが、一冬お家の性能を体感されて登場機会のなかった寝具は捨ててしまったそうです。

改めて高性能住宅の良さを実感していただけて良かったです。お子様も小さいので室温が安定した環境だと、湯冷めや寝冷えなどの心配もなく子育て中のお施主様の心配事も少し軽くなるかと思います。